PC業界の市場について調べてみた~就活向け~

目次

・PCメーカー

・M&Aについて

・市場規模

・PCのプロダクトライフサイクル

・PCの新製品が出るまでの期間

・おまけ – もし僕が法人向けPCで市場シェアを伸ばすなら

・参考動画

PCメーカー

国内だと、

NEC, Panasonic, サードウェーブ(ドスパラ), マウスコンピューター等が有名

かつてはソニーや東芝も製造をしていたが事業撤退や事業売却などを行っている。

海外だと、

Microsoft, HP(ヒューレットパッカード), DELL, Lenovo, ASUS, Apple, Google等が有名

M&Aについて

M&A(エムアンドエー)とは『Mergers(合併)and Acquisitions(買収)』の略

 

PC業界は大手メーカー数社が市場を独占

パソコン事業での黒字転換は非常に困難とされており、M&Aや合弁化が積極的に行われてきた

特にここ数十年で色々なメーカーが消えたり、Lenovoのような新しいPCが出てきた印象があるが、

よくよく調べると、LenovoはIBMのPC事業の買収だったり、大手企業同士で市場を占めている状態は変わらない

これは日本国内PCメーカーにも通ずる話でもある

 

 

例えば、

2018年、株式会社東芝の連結子会社である東芝クライアントソリューション株式会社の発行済株式がシャープ株式会社に譲渡され、東芝クライアントソリューション株式会社はシャープ株式会社の傘下となった。

2017年、富士通株式会社は、富士通の100%子会社である富士通クライアントコンピューティング株式会社の株式の51%をLenovo Group Limitedへ、また5%を株式会社日本政策投資銀行に譲渡し、富士通クライアントコンピューティング株式会社は、3社の合弁会社となった。

2011年、日本電気株式会社(NEC)は、中国のLenovoグループと合弁持株会社の「Lenovo NEC Holdings B.V.」を設立して、パソコン事業を統合した。

参考URL :

市場規模

下記は国内の出荷台数出荷金額市場シェア率の高い企業

株式会社MM総研によると2019年度の国内パソコン出荷台数は前年度比29.3%増の1,530万4,000台

出荷金額は前年度比30.7%増の1兆4,181億円

下記を見ると、シェア率で見ると、NECLenovo、日本HP、DELL等が占めている

※HPやDELLはオフィス向けPCとして普及

※Appleはユーザービリティーの高いサービスで、シェア率が低くても売上にすると上位に食い込む

結論 : PC市場は海外勢が優勢

参考URL :

PCのプロダクトライフサイクル

PCは3~5年に買い替えることが一般的

PCの新製品が出るまでの期間

新製品が出るタイミングは企業ごとによって違うのが印象的なので、

ある製品の次の世代の製品は、いつ出るかはわかりません。

また、短期の場合はそれほど機能的な差はあまりないと思います。

おまけ – もし僕が法人向けPCで日本国内で市場シェアを伸ばすなら

初めに、僕は業界の人間ではなく、

ただの趣味で考えているので温かい目で見て頂きたいです苦笑

お酒飲みながら、酔狂したように、ばばっと書いてみました☆

 

まずは分析から行います。

具体的には4P分析やSWOT分析や3C分析等

分析と言っても、色々あり、結局のところ分析をして、

next actionが何になるのかという優先順位を決めるのが最初の分析のゴールになります。

なので、逆にゴールが達成できれば、分析はどんなやり方でやってもよく、

どんなフレームワークでもよいと思います。

ただ、王道で行くと、下記などが使われやすいです。

市場環境分析(SWOT・3C分析等)

マーケティング戦略立案(STP分析等)
マーケティング施策立案(4P分析等)

 

PC事態は新しい製品ではないので、市場自体は成熟している。

例えば、PCを売りに行った先には基本的には既に現在何かしらのPCを使っていることが考えられる。

その中で売上を上げようと思うと、

売上上げる= 高い単価 or 高い市場シェア率 or 両方

を考える必要がある。

アップルのような圧倒的なブランド力や各社のゲーミングPCのようなブランド力があるなら、

高い単価で勝負ができると思う

一方、それ以外ならば、例えば、オフィス向けPCや家庭向けPCなどは

基本的には高いシェア率を狙った戦略が必要だと思う

 

今回は法人向けPCで考えているので、シェア率を伸ばしていくという視点が重要な考え方になる

 

そのためには、競合他社との比較が必要である。

3CやSWOT分析などがこれにあたると思います。

私ならQCDの観点で比較表を作り、弱味強みを明確にする

※Quality(品質), Cost(価格), Delivery(納期)

法人向けPCなら、DELLやHPなどがよく使われているので数が多くないのでそれほど難しくはないと思う

たとえば、

殆どの海外メーカーは設計はアメリカでやって、製造は中国や台湾などの東南アジアでやると思うのですが、

Qualityでいえば、某HPだと東京に工場があります。

例えば、日本国内で徹底した環境下で品質製造管理を行えている。

あるいは、何かあったときにすぐに国内の工場で調べることができるなら、そこは強みになります。

高い買い物になればなるほど、市場シェアを求めると、品質の観点は凄く重要な指標になります。

トヨタは車を年間1000万台生産していて、世界シェア率1位は有名ですが、その背景には信頼された品質があります。

次にCostで行くと、正直不明です。ほぼほぼ同じ価格帯のイメージです。

次にDeliveryで行くと、国内生産の方が優位性はあるのかなという印象です。

また、国内での工場を持っている。特にインターナルの社内工場だと、生産コントロールが効きますし、

不良解析ラボなどもあるならば、そこも早いスピード感で対応できるのかなってイメージです。

 

この観点で競合他社との強みを弱味を明確にしていきます。

 

今回、日本の顧客が品質と価格をかなり気にしているならば、

その面から、攻めていく必要があります。

品質の観点

国内工場がアピールできる場合は、それが強みです。

もし、海外工場の場合は、工程監査とかリモートでも行えるので、そこから信頼を取っていく必要があります。

価格の観点

価格が競合他社より安くても、さらに競合他社より安い価格を出されたら、

ずっと価格の安売りの小競り合いが続いて、両者利益が、、、

みたいな落ちになると怖いので、どちらかというと一旦短期的な視点で考えるのをやめる必要があると思います。

シャア率を伸ばしていくのが今回のゴールですが、

2021年は市場シェア20%だけど、2022年は市場シェア25%、2023年は市場シェア20%みたいな感じだと、

結局長期的には伸びてはいないので、長期的に伸びていく施策を考える必要があります。

つまり、長期的に顧客がメリットを感じる品質と価格の観点が重要だと思いました。

例えば、今が2020年と仮定して、現在市場シェア率が20%で、2023年に30%にしたいなら、

matrix priceを企業ごとに作って、長期的に買い換えて貰うと価格的なメリットが出るような仕組みを作るのが良いのかなっと思いました。

例えば、50台以下なら10万円でPCを1台販売するとして、1ますずれるごとに3%加減するようにする感じです。

数量\year202120222023
~50台100000円97000円94090円
100台~1000台97000円94090円91267円
1000~10000台94090円91267円88529円
10000台~91267円88529円85873円
例matrix price

今回はこの程度にしますが、ある程度、戦略立案が固まったら、

次は施策立案が必要です。

例えば、どのように宣伝するかとかも重要です。

DELLなんかは最近youtubeのCMでもかなり知名度が高いので、プロモーションなどを含めた4P分析などをやるものいいかもしれません。

 

記事を書いていていてもう眠くなったので、今回はこれで終わります。

Good Night !!

参考URL :

参考動画

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