
今回紹介する本は”心を鍛える”というタイトルのライブドアや宇宙事業など様々な活動で有名なホリエモンこと堀江貴文とAbemaや広告業などのインターネットビジネスで有名なサイバーエージェントを立ち上げた藤田晋との対談になります☆
彼らは経営者として、色々な困難に直面しましたが、それを4つの章に分けて、幼少期時代から今に至るまでのお話が記されており、とてもボリュームのある内容です。
第1章-環境を変えたい人へ
第2章-勝負したい人へ
第3章-熱狂したい人へ
第4章-広く貢献したい人へ
彼らは騙されたり、利用されたり、色々な壮大で様々な経験を持っております。その中で培ってきた心の鍛え方というのは凄くためになりました。
主に生い立ち、起業、キャリア、未来のことについて記されております。
彼らの成功の裏には頭の良さよりハートの強さがあったからだと強調されております。
また、自分の感覚で勝負をしないやリスクあってのハイリターンなどの言葉も興味深かったです。

個人的には二人とも諦めない気持ちと行動力が半端ないんだろうなというのが率直な感想です☆
また、第二章のお金ではなく信用の時代という考え方も面白かったです。
確かに現代では、100万円貯金している人と100万人フォロワーがいるのでは後者の方が何かをするときに価値はあるのかなって思ったりします☆
つまり、目標にするなら後者にした方が圧倒的に、最終的に稼げるというのはビジネスの方向性として考えたときに的を射ていると思います。
また、ホリエモンはこうも言っておりました。
“老後のためにせっせと貯金に励むのではなく、今の人間関係を豊かにするために、時間や労力をもっと割いた方がいいのではないか”
確かに、若い時間を老後に向けた計画のための行動に使うのって、なんか勿体ない気がしました。
そして、一番気になる言葉が、
“人が心を強くできるのは”誰かのために”という利他的な目的があるときだろう”
でした。
人は絶対に一人では生きてはいけない、
オンライン上でも、誰かと繋がり、承認されたり、できれば力になったりしたいと願うもので、
だからこそ、心を強くしたければ、人の輪を広げておくことだ。
この言葉が一番本書で学んだ重要なことだと思いました☆
もう少し掘り下げると、堀江さんは、
他人への”投資”を意識しながら生きてきたと言っておりました。
そして数多くの成功を生んできました。
そういった意味でも、
もし、あなたが心を強くしたいのなら、まず誰かを応援するのもアリだと思う。
と言っており、
また、他人のために自分のリソースを費やして何になるのかと笑う方もいるかもしれませんが、
でも、それは回り回って、必ず自分のもとに戻ってくる。
とも言われておりました。
ホリエモンはもっと合理性のある人間だと思ったので、器の大きさのような人間らしい一面に触れた気がしました☆
当初はサイバーエージェントの藤田さんとはどんな人だろうと読み始めましたが、
気が付くとホリエモンの話にはまってしまっておりました。
それでも藤田さんの話も面白いところは沢山あるのでぜひ皆さん手にとってみてください☆